WordPress移行で独自ドメインメールを止めないための確認順|まず使っているかを調べる

移行実務

サーバーを移したいけれど、普段使うメールまで止まりそうで手が止まっていませんか?

最初に確認したいのは、難しい設定ではありません。

普段、info@自分のドメイン のように、@より後ろが自分のサイトと同じメールアドレスを使っていますか?

このようなメールを、この記事では独自ドメインメールと呼びます。

使っていないなら、この記事で扱う独自ドメインメールの確認は基本的に不要です。

使っている場合だけ、使っているメールアドレス・メールを管理しているサービス・送受信テストに使う別のメールアドレスを控えてから移行を進めます。

DNSやMXの仕組みを細かく覚える必要はありません。

今回は設定を変えず、見る・確認する・控えるだけで進めましょう。

読み終えると、次のことを判断できます。

☑ 独自ドメインメールが移行時の確認対象か

☑ メールを使っている場合に最初に控える3つの情報

☑ メールの管理先が分からないときに止まるべき場面

☑ 旧サーバーを解約する前に終えるメール確認

読者
読者

独自ドメインメールって、どのメールのこと?

サイト編集部
サイト編集部

info@自分のドメイン のように、@より後ろが自分のサイトと同じメールを目印にすれば大丈夫です。

この記事の目安
対象 独自ドメインメールを使っている、または使っているか確認したい人
重要度 ★★★★★
難易度 ★★☆☆☆
確認時間 約10分
読み終わった後 この記事で扱う独自ドメインメールの確認が必要かを判断し、必要な情報を控えられる

まず、独自ドメインメールを使っているか確認する

メールアプリを開き、普段使うメールアドレスを一つ確認します。

たとえば、info@example.com や name@あなたのサイト名 のように、@より後ろが自分のサイトのドメインなら、独自ドメインメールを使っています。

最初の分岐

独自ドメインメールを使っていない場合

この記事で扱う独自ドメインメールの確認は、基本的にこの先不要です。WordPressサーバー移行前のチェックリストで、移行全体の確認へ進みましょう。

独自ドメインメールを使っている場合

Webサイトだけでなく、メールも確認対象です。次の3つを控えます。

WordPress移行前に独自ドメインメールを使っているか確認する分岐図
独自ドメインメールを使っている場合だけ、設定を変えずに3つの情報を控えます。

メールを使っている人が、移行前に控える3つ

ここでは、設定を変更しません。

分かる範囲で、次の3つをメモするだけで大丈夫です。

控えるもの 何を見る?
使っているメールアドレス 普段使っているアドレス。共有用や転送用があれば、それも対象です。
メールを管理しているサービス メールを管理するサービスや契約先。
送受信テストに使う別のメールアドレス 移行後に送信・受信を試せる、自分が使える別のメールアドレスを一つ。

1. 使っているメールアドレス

個人用だけでなく、問い合わせ用、共有用、転送用のアドレスがあれば一緒に控えます。

すべてを暗記する必要はありません。

移行後に、どのメールで送受信を確かめるかが分かれば十分です。

2. メールをどこで管理しているか

確認したいのは、普段メールを読む画面ではなく、メールの契約や管理をしている場所です。

GmailやOutlookは、メールを見るための画面として使われることがあります。

メールアドレスが独自ドメインなら、別のサービスでメールを管理している場合もあります。

契約時のメール、請求メール、利用しているサービスの管理画面を確認して、メールを管理しているサービスの手がかりを残しましょう。

自分で管理していない場合だけ、管理担当者へ確認します。

3. 送受信テストに使う別のメールアドレス

移行後は、独自ドメインメールから外部へ送る確認と、外部から独自ドメインメールへ送る確認の両方が必要です。

自分が使える別のメールアドレスを一つ決めておけば、送受信テストに使えます。

メールを管理しているサービスが分からない場合は、ここで止める

メールを管理しているサービスが分からないまま、設定を変更してはいけません。

読者
読者

メールは使っているけれど、どこで管理しているか分からない……。

サイト編集部
サイト編集部

その場合は設定を変えずに止まりましょう。まず契約時のメールや利用しているサービスの管理画面を確認すればOKです。

作業を止める条件

独自ドメインメールを使っているのに、どのサービスで管理しているか分からない場合は、DNS変更、メール削除、旧サーバーの解約へ進みません。

契約時のメールや利用しているサービスの管理画面を確認しても分からない場合は、利用中サービスの公式サポートへ確認してください。自分で管理していない場合だけ、管理担当者へ確認します。

ここで仕組みを完全に理解する必要はありません。

メールを管理しているサービスが分からない状態で操作を進めないことが、メール停止を防ぐために大切です。

必要な場合だけ、メールの接続先を控える

メールを使っていて、管理画面へ入れる場合だけ、メールに関係する現在の表示を控えます。

DNS(サイトやメールの接続先を案内する仕組み)の画面に、メールの受信先を示す表示があることがあります。

画面にMXと表示された場合

MXは、メールの受信先を示す表示です。名前を覚える必要はありません。

今回は値を変更せず、画面保存またはメモで現在の状態を残すだけにします。

メールに関係する表示を確認できない、または意味が分からない場合は、その画面で作業を止めます。

Webサイト用の細かな接続設定まで、ここで理解する必要はありません。

移行後は、メールを送って受け取れるか確認する

Webサイトが表示できても、メールまで正常とは限りません。

移行後は、次の3つを確認しましょう。

  1. 送受信テストに使う別のメールアドレスから独自ドメインメールへ送り、受信できるか確認する。
  2. 独自ドメインメールから送受信テストに使う別のメールアドレスへ送り、届くか確認する。
  3. 普段使うメールアプリやスマートフォンでも送受信できるか確認する。

ここで初めて、メールを止めずに移行できたかを判断できます。

旧サーバーを解約する前に、メールの確認を終える

送受信テストが終わる前に、旧サーバーを解約してはいけません。

移行直後は、問題に気づくまで少し時間がかかることがあります。

旧環境を残しておけば、設定を見比べたり、必要なメールを確認したりできます。

WordPress移行でメールを止めないための移行前確認から旧サーバー解約判断までの流れ
旧サーバーは、メールの送受信を確認してから解約を判断します。

バックアップの状態も確認しておきたい場合は、WordPress移行時に確認すべきバックアップと復元を先に確認してください。

今日行うこと・まだ行わないこと

今日行うこと

1. 普段使うメールアドレスの、@より後ろを確認する。

2. 独自ドメインメールを使っている場合は、使っているメールアドレス・メールを管理しているサービス・送受信テストに使う別のメールアドレスを控える。

3. メールを管理しているサービスが分からない場合は、契約時のメールや利用しているサービスの管理画面を確認する。

まだ行わないこと

DNS変更、メール削除、旧サーバーの解約は、メールを管理しているサービスの確認と送受信テストが終わるまで行いません。

独自ドメインメールを使っているかを確認し、必要な3つを控えられれば、今回の目的は達成です。

DNSやMXの仕組みを細かく説明できなくても、設定を変えずに確認できていれば大丈夫です。

この記事で扱う独自ドメインメールの確認を終えたら、次はWordPress側の状態を確認しましょう。

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サイトヘルスで移行前の状態を確認するでは、WordPress管理画面で控える情報を順に確認できます。